インセプション or アズアバ?
2015年10月16日
どちくしょーくっそ面白いな、ノーランの「インセプション」。
今日電車の中で見ててまだ途中なんだけど。
マジで会社サボってずっと見ていたかった!千代田線の遅延も今日はナイスプレー。
ま、この興奮でお分かりいただけると思いますが、視聴するのは初めて。
見たかったんだけど理由があって、見なかった。
インセプションの話を聞いたのはいつかは正確には覚えてないけど、自分が「As Above,So Below」(以下・アズアバと略す)の撮影が中断になってお蔵入りしかけているときで。
夢の世界がどうのこうのの内容と聞いて、かぶっとんなー、と。
アズアバは自分が想像する未来の世界トゥモロー・ディメンションに侵入する話ですから。
で見たくねーナーと。
冷静に考えると、(こういう言い方卑屈でアレですけど)ハリウッドのトップの中の1人のようなポジションの監督と、作品のコンセプトかぶっても誰も気にしない。
まあ実際見てみると、やはり何も気にする必要がない。ってか気にしてたら笑われるわ。
でもやっぱかぶってるところはある。
夢を見てる人間が水をかぶると、夢のかでも水が降ってくるようなネタ。
会話の中だけだったけど軍隊の兵士が訓練で夢の中で殺しあってるという部分。
小ネタだが。
ひょっとしてノーランが実験で俺の夢に植え付けたのか?俺がアズアバ書いてたのは2006末だ。2007ゴールデンウイークまで書いてた。
アズアバの初期案は原発事故の起こった未来の日本で主人公がタイムスリップして原発事故を防ぐというものだった。311の遥か前。(余談だが2011の3月9日に宮城県沖で観測史上最大の地震が起きた後の救助隊の葛藤の台本を書いて当時の生徒に配っている。割と台本関係はエスパーになる。不謹慎でごめんなさい)
全体的には今年作った「アイニヨミガヘルヒ」もちょっとかぶってる。記憶の中を探るという意味で。
いやむしろ「アイニヨミガヘルヒ」のほうが近いのかも。
実はヘミシンクという音響技術で催眠状態み導いて異世界を体験させるって実際にあるものをヒントにしてるんだけど、インセプションもヘミシンク意識していそう。
結論から言うと、私はああいう世界が好きだということさ。