「世 界のはじ の穴」・遊貴まひろ・塩屋監督
2018年8月5日
遊貴まひろさん(以下ゆきぼ)作・演出・出演の「世 界のはじ の穴」を観劇しました、じゃなくて撮影しました。
ゆきぼはアクターズクリニック時代、私の役者時代に共にレッスンを受けていた仲間です。
この舞台はもう、アートですね。
適当にアートっぽくしているのではなくて、これはアート。
舞台の意図をすべて把握することは出来ないので解説も出来ませんが、こう、自分の言語で演劇を表現できるというゆきぼはリスペクトするしかないですね。
面白いし、考えさせられ、感覚でも味わえます。
知性と感性のバランスが最高です。
そして今日はそのゆきぼと学んだアクターズクリニックの創始者、故・塩屋俊監督の誕生日。
舞台には塩屋監督から花が届けられてたけどあれはアクターズクリニックがやっているのかご家族の皆さんがやってなさるのか。
本日は塩屋監督の奥様と俳優であるご子息・塩屋准さんも来場なさって。
奥様が今日は塩屋監督の誕生日だと教えてくれました。
実は今日の撮影はリトライでして。
金曜にすでに撮影していたのですが、自分的にイマイチで自ら再チャレンジをお願いしたのです。
舞台が素晴らしかったこともあり職人魂に火が付きこのままじゃ終われん、となりましてね。
今思うと塩屋さんに呼ばれたんですかね。
私の頭も塩屋さんのことでいっぱいになってしまいました。
塩屋監督がいかに大きく、マニアックなほどに演技を愛し、俳優を大事にし、世の俳優、俳優未満の連中を助けていたか。
私ももう少し大きな仕事をするようになったらきちんと伝えていきたいと思います。
私も教えを受けた一人ですし、助監督までやらさせてもらってたわけですからね。