ナルシシズムなのか
2015年6月29日
無事3DCG静止画課題の作品プレゼンも先生の講評も終わりました。
割と好意的に受け入れてもらえたような手ごたえですが、具体的な問題点も指摘されましたし、甘い部分が多いのは制作者である自分が一番よくわかっている。
まあモデリングに関しては普段からちょこちょこいじるしかなさそうです。絵と同じ。
作りながら覚えていくのが一番。
次回から動画制作。
自分にとって問題はどのタイミングで実写との合成をやるか、です。
実写とCGの合成がカリキュラムに入っているわけではないので、自分で勝手にやるしかないわけですが。
もう次回から挑戦してみようか…。それとももう少しなじんでからにするか…。次の提出とプレゼンは9月。7月半ばくらいまでは考えようか。
数年来これがしたいと思ってるんで、何かこう、ついに来たな、的な思いはあります。
ところで画像はチャップリンの後期の傑作とされる「ライムライト」1952。
1952あたりは自分の尊敬する溝口健二の絶頂期。
日本映画の黎明期の巨匠の絶頂期がチャップリンの終盤戦だからなあ。時代のずれあるね。
50年くらいだと欧米と邦画の距離感どんなもんなんだろうなあ。ぶっちゃけその頃の邦画は最高だからなあ。
で「ライムライト」なんですけど。
名セリフの連続です。
これをチャップリンのベスト1に上げている人も多いようです。
私自身はどう感じたかというと。
大好きではないかな。
チャップリンが演じるのは老いて人気も落ちぶれた道化師カルヴェロ。ヒロインはクレア・ブルーム演じる自殺未遂をしたバレリーナ・テリー。
カルヴェロは老いていく身だとテリーの愛を受けず、自信を失っているテリーを叱咤激励しつつ最後は酒を飲んで舞台で大うけして、発作を起こして死んでしまうのでうが。
カルヴェロにチャップリンを重ねているのはわかる。自分を犠牲にする愛の形にチャップリンが美しさを感じているのもわかる。
でもこの作品でそれをやるなら別の役者を使ってほしかった。
実際に老いてきたチャップリンがそれをやると憐れみを引いているように見えてしまうし、「可愛い若い彼女のもとを去っていくかわいそうな俺」、に酔ってるようにもみえてしまう。実際のところはわかりませんが。
ペーソスはチャップリンの重要な要素なんでしょうが、笑いの中のペーソスがいいんであってそこを前面に出されるのはきついかな。
もし、チャップリンが監督に専念して別人がカルヴェロを演じたなら、震えるほど感動したかも。
ひねくれた見方なのかな。レビューサイトでも不評のコメントはあまりない。
自分は基本的に監督主演を兼任する人が好きじゃないってのもありますね。
今のところチャップリン・個人的ベストは「街の灯」
あれは人類がつくったものの中で最も面白いもののひとつなんじゃないかと思う。落ち込んだときにぜひ観てほしい一本。
笑って泣かせます。
コメント
あー、僕がライムライトを見た時に感じたモヤモヤは、これかもしれないなあ。
と、りょうさんの感想を読んで思いました。
もう一度見なければはっきり言えませんが、
僕の好きなチャップリンからすると、このライムライトは、なんか「 下品 」。 言い方悪いですが。
2015年7月1日08:22 | ようひ
ようひさん
おっしゃることわかります。
ようひさんが以前、溝口監督を落合博満にたとえたのすげーと思いました。鋭いですよね見方。
2015年7月1日09:25 | ryo-daikyoji