モダン・タイムス
2015年6月16日
モダン・タイムス。1936年。
チャールズ・チャップリン。
果たしてこんな有名な作品をどんな体でブログに書くのかというと、臆面もなく実にただの感想文なのであります
資本主義や機械文明を風刺した作品と言われますが!
これは、愛の作品ですね。乾いていく世の中もおける純粋な愛っすね。
人前で観るのはやめたほうがいいと思います!笑うし泣きます。俺泣いたさ。
まあ超名作なんで見てる方も多いでしょう。自分ももしかしたら昔に観てたかもしれません。中学生の頃とかに。
いやそれにしてもほんと面白い。ちょっとした小ねたも。
今やお約束のようなギャグも当時はお約束のわけがなく。
モダンタイムス以前にモダンタイムスはなかったわけで。
ってかチャップリンはチャップリンを参考にすることは出来ないわけで。
ヒラメキと研鑽で編み出していったのでしょう。そうして積み重ねた結果、後世の人間には天才にしか映りませんね。
天才だからって切り捨てちゃうと詰まらんですけど。
この作品は少しトーキーもまじってるけどテイストとしてはサイレント。
かなり音楽のウェイトが高いけど作曲もチャップリン。
よっしゃーそこだけ共通点。
あ、1936年といえば溝口健二巨匠の「祇園の姉妹」も1936だ。
30年代、40年代、50年代と、当時の人たちにとって映画的に毎年毎年生み出されていくものが刺激的だったろうなあ。
生きていく喜びになり得たなあ。それは今もそうか