DNAとDVDと時間
2015年6月23日
最近割りとチャップリン観てまして。
で、ついでに1993年「チャーリー」(アッテンボロー監督)も観たんですけど。アイアンマンがチャップリンやってるやつ。
チャップリンの母親ハンナ役がチャップリンの娘のジェラルディン・チャップリンで、観てるときは意識してなかったんですが、以来、例えば「独裁者」なんかを観ると父と娘がほとんど同じ顔に見えます。
特に笑顔が。
DNAってなんなんですかね。
時間ってのは自分たちが思ってるようなものではなく、絶対的に過去から未来へ流れているものなどないというのが持論です。
要はDVDを再生しているようなもので。(運命が最後まで決まってる説ではなく日ごろの選択によってそのDVD自体が変わっているという説)
自分たちが現在と信じている「今」は自分が選択中のDVDの中のどこに再生のポイントがおかれているか、にすぎず、実際にはこの時間の外側というものがあると思う。
それは異次元なのか、宇宙なのか。
時間の内側の三次元宇宙(今のこの肉体を持った現実)的には制約があり誕生から消滅というプロセスがどうしてもあって。
それが個人個人で少しずつずれていて。
その個人個人の誕生から消滅のプロセスの中で他者と存在が重なるタイミングにおいて共同でクリエイトしたものは積み重なって歴史となり。
うまくすると新しく誕生するものに伝わっていき継承され人類は集合体として発展していくって感じでしょうか。例えばそれがチャップリンの場合、ジェラルディンさんだったり(映画のほかに)。
と考えるとこの世の中奇跡のバケツリレーですね。あ、わたしの言ってるのは当然全部仮説ですけど
発展させていくシナリオのDVDの中では「全体を発展させる」という合意のあるパートナーを見つけ肉体的な記憶としてDNAを伝えていくのかもしれません。
ちなみに自分の場合、発展を選んでいないシナリオのDVDはきっと再生しない。つまんないから。
関係ないすけど「独裁者」のせいか、頭の中でブラームスのハンガリー舞曲が再生されっぱなしです。