Jackどうなん?
2016年4月24日
キューブリックのシャイニングを見た。
なぜかここ1ヶ月くらいシャイニングが気になっていたので。
最近ニュースにも取り上げられてたし。
いやそれにしてもステディカムの移動撮影とかカットの作り方とか、そういう技術的なこと云々じゃなく、いや技術的な狙いの効果もあるんだろうけど、とにかく最初から最後まで夢中にさせる作品というか。
初見ではよく話題に上がる双子の少女がただ並んでるカットが怖いとかそんな見方しか出来なかったけど、今はさすがに色々感想がある。
気になるのはジャックニコルソン。
俺は気になる。
いやすごいのはわかるしいつでも素晴らしい役者の神様みたいな人だけど、でももっと普通にしてるジャックニコルソンの方が好きだ。すんごい狂気感はキューブリック監督の指示なんだろうけど。
カットによっても百何十テイクも撮ってたらしいし。
そういえば撮影的な効果で視聴者の心理を誘導するといえばポランスキーなんかもそういうタイプだと思うのですがチャイナタウンのジャックニコルソンは大好き。
原作のスティーヴンキングは主演がジャックニコルソンであることに反対だったらしいですね。
もっと普通な感じの人が狂気に染まっていく過程を描く作品ということで。
あとタイトルの特殊能力を表す「シャイニング」の描写にも不満だったとか。
確かにあまり掘り下げてはなかったと思うけど。
でも現場のキューブリックってどんな感じなんですかね。想像できない。もはや架空の人物みたい。
ところで日本人でキャスティングするんだったらジャック・トランスの役は役所広司さんなんだろうなやっぱ。